巨人は11日に行われたDeNAとの「2026 JERA クライマックスシリーズ・セ」のファーストステージ第2戦(東京ドーム)に1―4で敗れ、シーズン終戦を迎えた。先発・竹丸和幸投手(24)は2回29球を投げて3安打2失点で降板し、黒星を喫した。

 竹丸は初回、先頭の度会に3球目、149キロの外角直球をとらえられ、先頭打者弾を献上。レギュラーシーズンでは一度も本塁打を許さなかった左打者にまさかの一発を浴び「わりといいボールだったんですけど、きれいに打たれた」と肩を落とした。

 続く2番・牧にも初球の直球を左中間への二塁打とされ、二死後に5番・佐野に適時打。初のCSマウンドで、初回に2失点を喫した。

降板後、橋上監督代行(中)に声をかけられる巨人・竹丸和幸
降板後、橋上監督代行(中)に声をかけられる巨人・竹丸和幸

 2回は三者凡退。直後の攻撃で巨人打線が二死一、二塁と好機を生むと、打順が9番・竹丸に回ったところで代打に佐々木が送られた。短期決戦らしい展開は「調子自体はいい方でしたけど、(降板については)そういう勝負なので。(自分が)点を取られたので、そういうことです」と受け止めた。

 竹丸は今季、新人ながら先発ローテーションの一角として22試合に登板し、チームトップの11勝(9敗)を挙げた。最後のマウンドはチームのCS敗退が決まる苦いマウンドとなり「今日が最後になってしまったので、そこに関しては申し訳ないというか、そういう気持ちですね」と声を落とす。

 それでも、杉内俊哉投手チーフコーチが「戸郷、(山崎)伊織、(井上)温大、竹丸、小笠原。この4人が来年しっかりチームを背負ってくれたらいいなと思います」と語るように左腕への信頼と期待は揺るがない。

 竹丸は「1年間ほぼ通しで投げることができ、足りないものだったり、そういうのが分かった。オフにそこを練習して、来シーズンに入って来れたらいいなと思います」と、成長した姿で東京ドームに帰ってくることを誓った。