右上腕二頭筋の炎症のため15日間の負傷者リスト(IL)に入っているドジャースの大谷翔平投手(32)がいよいよ打撃を再開する。ロバーツ監督は14日(日本時間15日)の敵地シンシナティでのレッズ戦前の会見で大谷が15日(同16日)からティ打撃を再開する予定だと明かした。
大谷は11日(同12日)にIL入り。スイングした時に右上腕二頭筋に違和感あるため、マイアミからシンシナティへと続く遠征には参加せず、治療になどに専念している。ロバーツ監督は「野球に関する動きはしていない。今後、まず数日間バットを振るのを止める。そしてその数日間の状態を見て、どうするかあらためて判断する」と話していた。バットを振れる状態にはなったようだ。
地元紙「カリフォルニア・ポスト」(電子版)は「大谷翔平の衝撃的な動きは彼のプレーオフの将来についての私たちの考えを根底から覆した」と題して報じた。
ここ数日間の大谷はロバーツ監督によれば、ウェイトトレーニング、トレーニング、そして治療を受けることに限られており、意図的に負荷を軽くしていたという。15日のティー打撃再開は大谷とトレーナー陣が合意したものだと説明している。
同紙は「ドジャースは大谷の健康状態がプレーオフ開始までに完全復活するとは考えていない。しかし、23日(同24日)にレギュラーシーズンの残り5試合に向けてILから復帰する資格を得る前に、今後1週間でスイングの感覚を取り戻し(痛みも軽減し)、よりよい状態になることを期待している」と解説した。
ドジャースではケガ人が続出。フリーマンは右ヒザ、ロハスは右肩をそれぞれ痛めており、パヘスとラッシングもILに入っている。ロバーツ監督が「今は(ケガ人のことが)一番気になっている。良い状況ではない」と浮かない表情をしたようまさに野戦病院状態だ。
同紙は「しかし、大谷以上に心配なことはない。火曜日からドジャースは彼の健康状態が本当に改善しているかどうかを確認するための最初のテストを受けることになる」と指摘した。
15日に右上腕二頭筋の違和感を訴えることになれば、23日の復帰が白紙になる可能性もある。そうなればドジャースのポストシーズン戦略を見直すことにもなりかねない。通常ならルーティンの一つに過ぎないティー打撃だが、今回は違う。順調に終えることを祈るばかりだ。












