阪神・才木浩人投手が(27)が7日に甲子園で行われた投手指名練習に参加。先発予定の8日、広島戦(甲子園)に向けてキャッチボールやトレーニングで汗を流した。

 シーズンも残り21試合といよいよ大詰め。「残り試合数も少なくなってきましたけど、しっかり最後までやり切れたらいいかなと思います。優勝もちろんそうですけど、見に来てくれているファンの方々にしっかりいいものを見せられたら」と言葉に力を込めた。

 優勝マジック18が点灯する中での独特の緊張感も前向きに受け止めている。「その立ち位置にいる人たちにしか味わえないことだと思うので。そういう立ち位置にいられるっていうのはすごく幸せだと思いますし、今シーズン頑張ってきたゴールなんじゃないかなと思う」

 また右腕にとって優勝決定試合には忘れられない記憶がある。2023年にはリーグ制覇が決まった9月14日の巨人戦(甲子園)に先発し、勝利投手に。しかし史上最速優勝が決まった2025年9月7日の広島戦(甲子園)では5回に危険球退場となった。

 今季も登板日と優勝決定のタイミングが重なる可能性がある。「巡り合わせなので何とも言えないですけど」としつつ「運が良ければって感じじゃないですかね。とりあえず自分は任された試合でしっかり責任を果たせるようにという気持ちです」とその時が来れば全力で役目を果たす構えだ。

 勝利投手とまさかの退場を経て、今シーズンもまた右腕に歓喜の瞬間が巡ってくるのか、果たして――。