わずか1週間で、井上竜が天国から地獄へ真っ逆さまだ。中日は1日の広島戦(バンテリン)に1―5で敗れ、今季4度目の5連敗。8月26日の阪神戦(同)で5連勝を飾り、3位・DeNAに1・5ゲーム差まで詰め寄ったところまでは良かったが、そこから一転して5連敗。セ・リーグ最速で70敗に到達し、借金は19まで膨らんだ。
打線は5回一死、石伊が中前打を放つまでノーヒット。広島先発・床田に8回4安打1得点に封じ込まれ、井上一樹監督(55)は「対策をやってはいるんだけど、うちの選手の反応を見ると、今日の床田君は良かったのかな。対策を練らなきゃいけないんだけど、ズルズルいってしまった」と唇をかんだ。
それにしても今季の中日は、連勝後に必ず連敗するのが何とも歯がゆい。4月28日のDeNA戦(バンテリン)で4連勝した翌日から3連敗。5月29日のオリックス戦(京セラ)で4連勝後に5連敗。7月4日の巨人戦(バンテリン)で3連勝し、上昇気流に乗るかと思われた直後にも3連敗。反撃ムードはことごとくくじかれた。
「連勝はどこまでも続けていきたいし、連敗はどこかですぐ止めたいし、と考えてますけども…。先発ピッチャーはみんな頑張ってますので、そういったところは一つ救いかなと思います。もちろん(連敗は)明日止めるっていう気持ちでやっていきます」と井上監督も歯がゆさを隠せない。
「いける」「逆襲だ」と14年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出を期待し始めたところから一気に絶望モードへたたき落とされただけに、竜党のショックも倍増。この日もバンテリンドームは3万6659人の超満員だったが、先週までの熱気に比べるとスタンドのボルテージは明らかに落ちていた。
2日も敗れて6連敗となれば、借金は今季ワーストタイの「20」。2012年を最後に遠ざかるCSは、今季も逃せば14年連続出場なしとなる。ワースト記録更新が刻一刻と迫っている。












