ヤクルト・山野太一投手(27)が26日の巨人戦(神宮)に先発。7回3安打1失点、8奪三振の快投を見せるも、救援陣が崩れて10勝目はおあずけとなった。

 初回に2点の援護を受けた山野。6回先頭の佐々木に初球を右中間スタンドへ運ばれ1点を失うも、後続を3人で打ち取ると、7回も三者凡退に抑え、勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りた。

 この日はバットでも存在感を放った。4回二死一塁で迎えた第2打席、相手先発・井上を前に10球粘ると、11球目の変化球を捉え右翼フェンス直撃の一打を放った。一走・内山は本塁を狙ったがアウト判定。得点にはつながらなかったものの、山野は勝利への執念を示した。

 救援陣がリードを守れず失点を重ね、勝利投手の権利は消失。試合後「自分も助けてもらってる時はたくさんあるんで、自分の勝ち負けとかもそうですが、チームは負けちゃったんで。自分が1点しのげてたらどうなってたかとか、そういうところを突き詰めてやっていけたら」と前を向いた。

 池山監督は「前回も京セラでサヨナラ負け、今回も勝っている中で降りてもらってるので…10勝目をあげられなくて申し訳ない」とうつむいた。