巨人の甲斐拓也捕手(33)が26日のヤクルト戦(神宮)に「8番・捕手」で先発出場し、自身今季初安打となる決勝の1号ソロを放った。
苦労人が好守で勝利に貢献した。甲斐はまずは先発・井上を6回2失点に導く好リード。打撃ではこの日の3打席目まで無安打と振るわなかったものの、3―3で迎えた9回一死走者なしの場面で打席を迎えると、フルカウントからヤクルトの4番手・ウォルターズが投じた6球目を力いっぱい振り抜き、打球は左翼席へ一直線。今季最初の快音はチームに勝利をもたらす劇的弾となった。
勝利の立役者となった甲斐は「(本塁打は)久々すぎて、はい。なんかあんまり感触はね…。不思議な感じでした」と笑顔を浮かべると「みんながプレッシャーを感じながらやってると思いますし、1球やワンプレーが大事になってくる。いろんなものを背負いながらみんなやってるので。そういった中で今日しっかり勝てたっていうことが良かったです」と勝利の喜びをかみしめた。
今季はファームでの調整の日々が続き、苦しいシーズンとなっていた甲斐。「いろんな思いはもちろんありますけど、やれることをしっかりやっていこうと思いましたし、野球をやってる以上はどこでもやらないといけない」と胸中を明かすと「野球をしてる中でファンの皆さんがこうやって喜んでくれる、こういった景色を見られたっていうのは野球選手としてすごくうれしいことだなと思います」と喜びをあらわにした。












