巨人の井上温大投手(25)が26日のヤクルト戦(神宮)に先発し6回2失点と粘投。勝ち星こそつかなかったものの、チームは5―3で勝利した。

 今季のヤクルト戦は2戦2敗と勝ち星がなく自身5連敗中と苦しむ井上は、5回途中3失点(自責2)だった4月19日の対戦以来4か月ぶりの再戦となったが、この日も初回から苦戦。

 1番・長岡に2試合連続となる先頭打者弾を被弾すると、その後も一死三塁のピンチで山田の放った内野ゴロの間に2点目を献上。いきなり主導権を明け渡す苦しい展開となった。

 しかし2回以降は粘り強い投球を披露。4回まで毎回走者を出しながらも本塁生還は許さず、今季最多となる6回115球を投げてこの日の仕事を終えた。一方で打線は相手先発・山野を前につながりを見せられず、6回に佐々木が放ったソロで1点を返すのが精いっぱい。

 それでも井上の力投も実り、チームは3―3の9回に甲斐の1号ソロ弾で勝ち越し、佐々木の適時二塁打で5点目をもぎとった。

 井上は「ストライクを取るのも今日は結構苦戦したんですけど、何とかモーション変化だったり間を変えたりいろんなことをして抑えられたんで良かったです」とまずまずの手応え。2回以降は〝ギアチェンジ〟に成功したが「引きずっててもしょうがないので、普通に切り替えました。悪いなりに何とか粘って投げられたんで良かったなと思います」と要因を明かした。