【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】
スポーツトレーナー・永井正彦氏が実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。今回は転倒を予防するためのストレッチを紹介します。
【お悩み】同世代の友人が転倒して骨折。明日は我が身なので転倒予防ストレッチを知りたいです。(60代男性)
【アドバイス】耳ストレッチで三半規管の機能低下を抑えよう!
【解説】ゴルフ仲間が地下鉄改札に向かう階段で転倒して足首を骨折、麻雀仲間は雨の日に滑って転倒し手首を骨折。苦笑いする2人から「お前も気をつけろ」と言われたという男性からの相談でした。
転倒予防としては、下半身をしっかり動かせるよう股関節ストレッチが大事です。
あおむけになってヒザを立てた状態で股関節をゆっくり痛みなく開けるところまで開き、またゆっくりと閉じるというストレッチを繰り返し3分ほど、起床後と入浴前に行うと、普段から股関節を柔らかく保てるようになるでしょう。
特に60代以上の場合は、視力とともに聴力低下に対するケアが必要です。
視力と聴力の低下は三半規管の衰えにつながるので、バランス感覚が鈍くなり、転倒してしまうケースが多く見受けられます。
視力に関しては白内障や緑内障を発症していたり、メガネなどが合わなくなってきている可能性もあります。聴力も低下してくると三半規管の衰えにつながるので、バランス感覚が鈍くなります。
定年を迎え退職すると、健康診断や定期検診がおろそかになりがちです。いま一度、視力と聴力を検査し、自分の状態を把握することも転倒予防につながります。
ちなみに三半規管の機能低下を防ぐためには、耳のマッサージが効果的です。耳を上、下、横に引っ張った状態で前後にぐるぐると1分ほど回して、耳周りの血流を良くすることで、三半規管の機能低下を抑えることができます。











