【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】

 スポーツトレーナー・永井正彦氏が実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。今回は足がつりやすい人の予防法です。

【お悩み】就寝時、足がつって起きてしまいます。予防法は?(50代女性)

【アドバイス】股関節マッサージで血流を良くしてむくみ解消!

【解説】ふくらはぎがつりやすい方は、足がむくんでいるケースが多く見られます。この女性の場合も同様で、さらに股関節もガチガチに固まっていました。

 股関節が固まっていると、下半身への血流が悪くなってしまいます。血流を良くするためには、足の付け根の内側にある鼠蹊部(そけいぶ)を10~20秒ほどマッサージしてから就寝すると、血液の循環が良くなってむくみが取れ、足がつりにくくなります。

 就寝時にエアコンをつけっぱなしとのことだったので、日中との寒暖差で、足元が冷えてしまっていることも考えられました。そのため女性には、タイマー設定で就寝1時間後に切れる設定にし、就寝前にはコップ1杯の水を飲むよう伝えました。

 足裏がつりやすい方は、疲労でガニ股になって就寝してしまうことで、外くるぶしが圧迫されていることが考えられます。予防としては柔らかいバスタオルか毛布を足の下に敷いて就寝していただくと、外くるぶしへの圧迫を和らげることができます。

 ちなみに、起床時に足裏が痛む足底筋膜炎も、外くるぶしが圧迫されていることが考えられるので、心当たりのある方は同様の対応で就寝するといいでしょう。ただし、足を高く上げ過ぎてしまうと腰が痛くなってしまうことがあるので注意してください。 

 もしも、すねの部分がつってしまう場合は、糖尿病などの病気が潜んでいるケースもあるので、その場合は一度内科で診断を受けてみてください。