【病院通いになる前に健康寿命を伸ばす! プレメディカルケア】
スポーツトレーナー・永井正彦氏が実際の相談事例をもとに解説する健康アドバイス企画。今回のお悩みは“物忘れ”です。
【お悩み】明らかに物忘れが多くなり自己嫌悪に陥っています。普段からできる予防法は?(50
代男性)
【アドバイス】普段から会話をはしょらずに丁寧にしゃべることを心がけてください!
【解説】相談に来られた男性は、犬の散歩をしている時、ついさっき会った犬の名前を思い出せなくなることが増えたとこぼしていました。
物忘れと認知症は異なります。物忘れは記憶の引き出しが開かなくなる状態で、認知症は記憶の引き出し自体がどこにあるのかが分からなくなっている状態です。
違いがあるとはいえ、物忘れは認知症の一歩手前の段階です。
認知症の専門医によると、認知症予防として、普段からきちんと会話することが大事だと言います。
家庭でも職場でも「お茶!」とか「それ!」といったように会話をはしょらず、「お茶を飲みたいので入れてもらえる?」とか「机の上にある資料を取ってください」といったように、言葉をきちんと使って会話をする人は認知症になりにくい傾向があるそうです。
可能であれば3人以上で会話をすることも大切です。会話の理解や会話への参加で脳がより良く刺激されます。
また日光を浴びると“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンという神経伝達物質が脳内に分泌され、脳が活性化されるので、毎日外出することも認知症予防につながります。
AIの時代に突入し、自分で考えて行動することが大幅に減ってくることが予想され、認知症になる世代は年々若くなる恐れがあります。加齢に伴い、柔軟な発想ができにくくなってきますが、遅くても50代の頃からきちんと丁寧にしゃべることと、面倒くさがらないことを心がけて生活していくことが認知症予防になるでしょう。












