卓球男子で元日本代表監督の倉嶋洋介氏が、認知症の防止に向けた取り組みをスタートさせる。
一般社団法人「T―NEXT」は9日、高度な脳波分析技術を持つ「MITS Technologies(MITS)」社と「卓球による認知症予防・改善に関する共同研究」を開始したと発表。すでに5月24日に「共同研究一次調査(予備試験)」を実施したという。
日本における認知症患者は、軽度認知障害と予備軍を含めると約3000万人に及ぶと推定されており、社会問題の1つとなっている。生涯スポーツとして親しまれている卓球は「知覚神経×運動神経×意欲」という認知症予防の3大要素を満たしており、認知症の進行を抑制する高い健康メリットがあるとの見方がある。
今回の一次調査では、高精度な脳波計を使用して卓球前後の安静時EEG指標の変化を精密にトラッキングした。今回測定されたデータは、MITS社独自の技術により脳波成分の変化や、時間推移で活性化する頭皮分布をマップ化。視覚的かつ定量的に証明するプロセスを進めている。
同法人の関係者は「認知症予防の実験が始まったが、効果が実証出来れば日本、世界を変える研究になるかもしれない」と期待を寄せている。












