卓球の世界選手権団体戦(英ロンドン)で銅メダルに輝いた女子ルーマニア代表の〝祝福パフォーマンス〟を巡り、英国協会が苦言を呈した。
準々決勝でフランスを下して26年ぶりの表彰台を確定させたルーマニアの選手たちは、試合後に卓球台の上に乗って喜びを表現。この件について、競技マネージャーのクリス・ニュートンが英国協会を通じて見解を明かした。
ニュートンは「5人全員が卓球台に飛び乗った。250キロもあったので、卓球台がたわんでしまった。テーブルが完全に水平だった状態から、片側が0・5センチメートル沈み込む状態になった」と説明。ルーマニアの選手たちが歓喜に沸く一方で、ニュートンらは次戦に向けて卓球台の再調整を強いられたという。
当時の状況を「この事件が起きてから15分後には、次の試合が行われる。すぐにテーブルを再調整する必要があったが、これは大変な作業だった。ネジが4本あり、4つの脚があるので、多くの測定、水準器など、あらゆるものを使った」と回想。当初は予備のテーブルを準備する案もあったが「予備のテーブルを用意すると次の試合が最大2時間遅れる可能性があった。このテーブルの下には、マイクやカメラの接続など、約14本のケーブルが通っていた」と明かした。
さらにSNS上の反応にも注目。「事後報告会をしていると、世界中のSNSが大騒ぎになっていた。チームがテーブルに飛び乗るというのは、すばらしい感情の表れだが、それは問題を引き起こす。今後もこのような事態が発生する可能性があるため、予備のテーブルを用意しておくことを検討してほしいというメッセージを、技術担当者向けのページを通じて発信した」と再発防止策にも言及した。
一歩間違えれば大惨事だったものの、英国協会の神対応で無事に大会を終えることができたようだ。












