明治安田J1リーグ第3節(21日、三協F柏)、ホームの柏は昇格組・長崎を4―2で下し、開幕から無傷の3連勝を飾った。

 前半6分、MF小泉佳穂の絶妙な浮き球のパスにFW垣田裕暉が合わせて先制。その後も主導権を渡さず、一方的に攻撃を続けた。

 後半も柏がボールを保持する展開が続く。同6分、11分の連続失点で逆転を許したものの、柏はここからゴールラッシュ。同18分、小泉のヘディングシュートで同点に追いつくと、32分にMF瀬川祐輔の得点で逆転に成功した。終盤にはMF弓場堅真にもダメ押しのゴールが生まれ、激しい打ち合いに終止符を打った。

 複数得点に絡む活躍を見せた小泉は、一時リードを奪われた展開を「難しかった」としつつも、「チームとして手応えはある。ブレずに慌てずに、点を取れるという自信を持ってゲームを進められた」と振り返った。

 百年構想リーグでは東8位と苦戦したが、その経験は無駄になっていない。「最後のところでどう点を取るかという絵がいくつか描けていて、そこに向かってゲームを組み立てられるのは、反省を経てできるようになったこと」と今季の違いを明かした。

 ここからは天皇杯やアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)も開幕し、過密日程が待っている。好調を維持する司令塔は「ローテーションしていくと思うが、メンバーが替わることで難しいシチュエーションは絶対起きる。そういう時に勝利から逆算して、チームの戦略的な所を変化させることが大事」と力説。続けて「それをつかさどる役割を自分が担っているので、チームの方向性を見失わないようにやっていかなければいけない」と覚悟を示した。