第108回全国高校野球選手権大会で健大高崎との決勝戦(22日)を翌日に控えた21日、智弁和歌山は兵庫・西宮市内のグラウンドで軽めの調整を行った。全体の守備練習は行わず、選手が自主的な動きを確認。約1時間半のフリー打撃などでそれぞれの課題に取り組んだ。中谷監督は「疲労もかなりある。コンディションと感覚的なものを確かめた」と話した。

 仙台育英(宮城)との準々決勝は18安打、横浜は大会屈指の好投手・織田(3年)を攻略して14安打を浴びせた。切れ目のない打線は驚異的だが、一方の健大高崎も豊富な投手陣を揃え、5試合でわずか2失点。

 主将の松本(3年)は「この3年間は大会で優勝したことがないので最後は一番を取って終わりたい」と意気込むが、4番で捕手の山田(3年)は「簡単に大量点は取れない。初回から自分たちのやるべきことをやって、1点ずつ取りたい」と慎重な構えを見せた。防御率0・20の投手力を切り崩せるか。