インド北部ウッタラカンド州ハリドワールで開催中のヒンドゥー教の巡礼行事「カンワル・ヤトラ」で、約500個ものクラクションを取り付けたバイクが警察に押収され、SNSで話題となっている。〝魔改造〟バイクはシャンカラチャリヤ・チョークで警察に止められ、そのまま警察署へ運ばれた。インドメディア「インディア・トゥデー」が先日、報じた。

クラクション500個の魔改造バイク(X@InsightNIndiaから)
クラクション500個の魔改造バイク(X@InsightNIndiaから)

 このバイクの所有者は、ハリヤナ州ファリダバード在住のアマンさん。カンワル巡礼に参加するため、ハリドワールを訪れていた。

 カンワル・ヤトラは、ヒンドゥー教のシヴァ神を信仰する巡礼者たちがガンジス川の聖水をくみ、寺院などに奉納する毎年恒例の行事。期間中はウッタラカンド州や周辺各州から大勢の信者がハリドワールに押し寄せる。車両を凝った装飾で飾ったり、派手な改造を施したりして参加する巡礼者も珍しくない。

 しかし、さすがにクラクション500個のバイクは警察の目に留まったようだ。

 SNSで拡散した動画を見ると、車体は大量のクラクションでびっしりと覆われており、もはやバイクなのかクラクションの塊なのか分からないほどの異様な姿となっている。

 警察によると、バイクを押収したのは8月7日。今年のカンワル・ヤトラでは、ガンジス川の聖水を求めて訪れる巡礼者が使用する改造バイクなどに対し、警察が厳しい取り締まりを行っているという。

 カンカル警察署のアヌジ・クマール上級副警部は「バイクは8月7日、シャンカラチャリヤ・チョークで押収されました。約500個のクラクションが取り付けられ、改造されていました。違反として反則切符を切りました」と話している。