社会学者の古市憲寿氏が27日、日本テレビ系「真相報道 バンキシャ!」に出演。古書店で謎の〝大量注文〟が相次いでいる件にコメントした。

 同番組によると、日本各地の古書店に対して、今年7月ごろから書籍の大量注文が相次いでいる。注文者は海外の人物と見られ、業界内では「AIの学習データを集める目的ではないか」という見方が広がっているという。

 これについて、感想を求められた古市氏は「僕はもう、AIに本読んでもらるならすごいうれしいです」とキッパリ。「だって、僕はですけど、自分の名前残したいとかよりも、何か思いついた考えとかアイデアを世に伝えたくて本を出すんですね。だからその読み手が別に人間じゃなくても、AIであっても、むしろAIに読まれた方が、それが人類共通の知の本当のごく一部になってくれるんだったら、それはすごいうれしいですよ」と理由を説明した。

 続けて「しかも今回って古本じゃないですか」と指摘し、「古本って下手したらもう一生誰にも読まれないわけで。これをじゃあ逆にAIが読んでくれてるって意味では、人間じゃなくてAIが読者になっただけで、歓迎してもいいんじゃないかなって僕は思います」と見解を示した。