福岡県議会は変わるのか。正副議長ポストをめぐる〝カツアゲ〟疑惑などに揺れる福岡県議会で動きがあった。渦中の自民党福岡県議団は10日に会長選を行い渡辺勝将県議を選出。一方、来年春の県議選には日本維新の会だけでなく参政党も勢力拡大を狙っている。
会長選は前任の松尾統章県議が、令和8年熊本地震が発生した日に政治資金パーティーを開催したことについて「やってよかった」と発言して引責辞任したことを受けて開催。当選3回の渡辺氏と同2回の高橋義彦県議という若手の争いとなり、1票差で渡辺氏が新会長となった。渡辺氏は「3期生で選ばれること自体が改革が進み始めたんじゃないか」と語り、〝県議会のドン〟こと蔵内勇夫議長は「自民党が信頼を取り返さないといけない。感動しました」と話している。
一方、〝カツアゲ〟疑惑をブチあげた吉松源昭県議は10日にXで「表紙を変えても、中身が変わらなければ意味がない」と指摘。疑惑や高額な海外視察問題について新会長が真相解明に向けて行動できるかが大事だと訴えた。
福岡県議会は来年春に県議選となる。すでに維新の吉村洋文代表(大阪府知事)が県議会改革を公約にして戦う方針を示している。さらに、参政党の神谷宗幣代表は候補者30人の擁立を目標にすると発表。不祥事でダメージを負う自民党を横目に勢力を伸ばそうというのだ。
今のままなら福岡県議会の勢力図が大きく変わり、自民党の力が低下しそうだ。都政関係者は「一時的にはそうなりますが、自民党はたくましい。都議会でも小池旋風で自民党の力は大きく低下しましたが、今も第2会派ではあります。なかには小池百合子都知事に接近して力をつけている自民党都議もいます」と明かした。
したたかな自民党だけに生き延びそうだ。












