大阪維新の会の創設者で前大阪市長の松井一郎氏が7日、「藤川貴央のちょうどええラジオ」(毎週月~木曜午前9時=ラジオ大阪OBC)に出演し、次の統一地方選挙に向け公認候補を発表した大阪維新の会について言及した。

 先月29日、大阪維新の会は統一地方選の公認候補に現職173人、新人25人を紹介した。

 同党代表の吉村洋文氏が「大きな所帯になったからこそ、もう一度きちんと身を引き締め…」とハッパをかけたことについて松井氏は「小さい所帯でも身を引き締めんのは必要。最近ちょっと緩んでいる部分も見受けられる。おごりの部分もあるかな」と苦言を呈した。

 大阪市議会・財政総務委員会で先月25日に採択された市民ら34人の連名で提出された「都構想の陳情書」について「これは『大阪市を廃止って言葉を使うな。(大阪)府市の再編だと表現すべきだ』という陳情が大阪市議会に出されて、反対の人からも陳情いっぱい出されているわけですよ。それは今、大阪市議会においても大阪府議会でも維新が過半数を持ってるから自分たちの思いを受け止めてもらえる陳情だけを成立させた。陳情を出してきた人が維新の内部の人、議員の秘書だとか…。僕は、そういうところもおごりがあるんじゃないの。そういうセコイやり方は止めた方がいい。過半数を持つ政党になったからこそ自作自演の形を作るっていうのは、逆に府民市民から『なんなのそれは』と。マイナスの方が大きいと思うんですよ。謙虚に事実を表記してやるほうがいい」と指摘した。

 23年6月、大阪市議会の本会議で議員定数を現行の81人から11人削減し、70人とする条例改正案を可決。維新が擁立する候補者は39人を予定しており、過半数を取るのが難しくなるのではと聞かれると「(過半数を維持するためには、3人しか負けられないのは)厳しいと思いますよ」と推察。

 選挙で維新が過半数を取れなかった場合「大阪都構想」の住民投票の結果が尊重されない可能性が出てくるの可能性があり、「住民が決めたら従いましょうよというのは、議会の皆さんの良識で判断されるんじゃないかな」と語った。