今季限りでの現役引退を発表したロッテ・角中勝也外野手(39)が20日のソフトバンク戦(ZOZOマリン)に「8番・DH」で先発出場した。試合後には球場に詰めかけたファンに向けて言葉を送った。

 この日は4打数無安打と結果を残せず、チームも1点差で敗れた。それでも試合後にグラウンドに姿を現すと、球場からは大きな拍手が上がった。

 ファンの前に立つと、目には涙が浮かんだ。「普通にしゃべれると思ったんですけど…無理そうで、ちょっと時間ください…」。感極まった様子の背番号3には温かい声援が飛んだ。スピーチでは「長い時間、マリーンズでやってこれて本当によかったです」と率直な思いを口にした。

 さらに「必死で、死ぬ気で最後はやったので、思い残すことはないです。試合に勝てなかったことは一番悔しい。でも、まだまだ試合は続くので、引き続き応援よろしくお願いします!」と語り、最後は「引退スピーチってわけでもないので。今日はこの辺で終わります」とあいさつを締めた。

 独立リーグ出身で、首位打者を2度獲得したバットマン。20年間のプロ生活でファンへの感謝があふれた。