国際サッカー連盟(FIFA)が出場停止を撤回して北中米W杯決勝トーナメント2回戦ベルギー戦(6日=日本時間7日)に出場した米国代表FWフォラリン・バログン(25=モナコ)が謝罪を表明した。しかし、バログンの謝罪に対して批判が続出している。

 北中米W杯決勝トーナメント1回戦でレッドカードを受けたバログンはベルギー戦で出場停止となるはずだったが、米ドナルド・トランプ大統領が国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティノ会長に〝直電〟。FIFAが処分保留とし、1年間の猶予期間を設けると発表したと欧米各国メディアが一斉に報じて波紋を呼んだ。

 バログンは自身のインスタグラムで「デビューのワールドカップ…私たちのスポーツが提供しなければならない最高レベルで競争するために4年待つのは痛い。私はファンに申し訳ありませんと言いたい。それが最も重要で、あなたたちをがっかりさせた時には十分ではなかった」と謝罪を表明した。

 そして「アメリカでのサッカーは、信念が大きくなり、才能が大きくなり、情熱は絶えず成長し、最高の日々が目の前にあることを知っている。未来は信じて止めない人のもの、この瞬間が私たちを燃やす。私たちは戻ってくる なぜ私たちじゃないのか? 国民のために。旗のために」とつづった。

 このコメントに対しては賛辞の声がある一方で、出場停止が不可解な経緯で撤回されたこともあり批判も続出。「恥を知れ!!」「お前は不正をしたんだから」「すてきなトランプのキャプション」「お前は出場停止になるはずだったのにプレーした。それは不正行為だ」などと追及の声も上がっている。

 トランプ大統領の〝鶴の一声〟により処分が変更された前代未聞の騒動は、まだまだ議論が過熱しそうだ。