阪神は5日の広島戦(甲子園)に6―4で勝利。連敗を2で止め、首位を守った。

 ヒヤリとする幕切れだった。2点リードの9回二死から大盛の飛球は左翼へ。8回から守備固めでレフトの守備についていた小野寺が捕球を試みたが、まさかの落球。虎党から悲鳴が上がる中、最後は飛び出していた大盛を一塁で刺し、ゲームセットとなった。

 藤川球児監督(45)も「相手のことは言ってられないですよね。こちらも非常に、プロらしい姿というか。また次も全員で、プロらしい姿と、向き合い方というのは、この後しっかりと火曜日以降に向かいたいと思う」と厳しい表情で語った。

 さらに雨の中でもファインプレーを見せた中野、佐藤、大山の名前を挙げながら「きちっとやってきますよね。他の選手もついていかないといけない。自分から主体的に守りで攻めるという姿がほしいね」とナインに奮起を促した。

 先発・村上も初回に坂倉の適時打で先制を許したが、尻上がりの投球。6回5安打1失点の粘投を見せ、今季7勝目の権利を持って降板となった。しかし、雨の影響もあって失策を喫するなど、らしくない場面もあった。指揮官は「非常に反省も多いと思いますけれど、やっぱり勝負どころでは粘り強くやってくれましたけれど。凡事徹底を次以降体現してくれれば」と次回登板での修正を求めた。

 一方で打っては佐藤が3安打猛打賞。前川も3号ソロを含む2安打2打点と意地を見せた。虎将は「前川も悔しい思いとか、うまくいかない日々を過ごしていますけど、気持ちが座ってきたというか。いい姿に、これからもなってほしいんですけどね」と期待を込めていた。