新日本プロレスと米国・AEWの合同興行「Forbidden Door(FD)」が、28日(日本時間29日)にカリフォルニア州サンノゼで行われ、ウィル・オスプレイ(33)がスワーブ・ストリックランド(35)を破り「オーエン・ハート杯男子トーナメント」で優勝した。

 この日のメインイベントで2人は激突。オスプレイは昨年のオーエン杯では〝ハングマン〟アダム・ペイジに決勝で敗れているだけに、序盤から並々ならぬ気迫を見せた。

 意地と意地のぶつかり合いは激しい流血戦に発展。目まぐるしい攻防の末、オスプレイのヒドゥンブレードをスワーブがカウント1で返すと、両者はラリアートで相打ち。ダブルダウンで、勝負は振り出しに戻った。

 オスプレイはヒドゥンブレード、ストームブレイカーを連続決めるも、キックアウトされる。レフェリーへの誤爆から急所攻撃で反撃されると、おきて破りのヒドゥンブレード、さらにはJMLドライバー(変型マスキュラ―ボム)でマットに叩きつけられ、窮地に陥った。カバーは執念で返したものの、オスプレイは虫の息。ハウスコールまで食らい、敗北が目前に迫った。

 しかしここでジョン・モクスリーらデスライダーズの面々が応援に駆けつける。オスプレイとははトレーニングを共にするユニットだ。リングサイドからの声援を受け、息を吹き返したオスプレイはヒドゥンブレードで反撃開始。さらにはデスライダーも決め、逆転に成功する。最後はストーム・ドライバー’93をさく裂させ、激闘に終止符を打った。

 激戦を制したオスプレイは故郷・英国ロンドンのウェンブリースタジアムで開催されるメガイベント「ALL IN LONDON」(8月30日)でのAEW世界王座挑戦が決定。試合後はデスライダーズの面々に担がれながら優勝カップを天に掲げた。心強い仲間とともにエアリアル・アサシンは悲願のベルト戴冠を目指す。