ヤクルトは25日に予定されていた阪神戦(甲子園)が前日24日から続く降雨の影響で中止に。勢いに乗りかけていたチームにとって、まさに水をさされる形となった。
23日のカード初戦は首位を争う宿敵相手に4―3で逆転勝ち。「今年を象徴する試合だった」と振り返り、ナインの粘りをたたえていた池山隆寛監督(60)も、2日続けて試合が流れたことについては複雑な表情を浮かべた。
「こうやって試合が中止になって空いてしまうと調子が狂う。体調維持も非常に難しいし…。この2試合が後々、大事な山場になってくるはずなんで」
その言葉どおり、今回の中止は単なる日程変更以上に重みを含んでいる。というのも、今回の逆転勝利は池山スワローズにとってゲンの悪い火曜日を打ち破り、勢いに乗った1勝でもあったからだ。ヤクルトはこの試合前まで火曜の成績が3勝8敗。5月5日の巨人戦(東京ドーム)以降、火曜は6連敗を喫していた。週のスタートでつまずくケースが続いていたが、首位争いのライバル阪神を相手に執念の逆転勝ち。チームにとっては嫌な流れを断ち切る意味合いも大きかった。
主力選手も「逆転で、カード頭を取れたのは大きい」とし、次戦へ向けて気持ちを高めていた。それだけにナインにとっても少なからず落胆の残る結果となった。
それでも首位とのゲーム差はわずか0・5。乱れる攻防の中で、ここからは一戦一戦の重みがさらに増していく。雨に泣かされた2日間を、再び上昇するための羽休めの時間に変えたいところだ。












