カブスは22日(日本時間23日)、敵地ニューヨークでのメッツ戦が雨天中止となり、代替試合は24日(同25日)にダブルヘッダーで行われる。

 前日21日(同22日)に予定されたブルージェイズ戦も悪天候で見送られ、チームとしては2試合連続の中止。思わぬ〝2連休〟となった半面、23日(同24日)から7月1日(同2日)までの9日間で10試合を戦うハードな日程となった。そうした中で絶えないのが攻守で活躍を続ける鈴木誠也外野手(31)に関するトレード報道だ。

 今季は5年契約の最終年で、トレード期限(米東部時間8月3日午後6時=同4日午前7時)までに他球団に移籍するとささやかれ続けている。米スポーツ専門局「ESPN」の敏腕記者、ジェフ・パッサン氏らが占った予想で鈴木はカブスのトレード候補の最上位に位置づけられ、ますます米国内の報道が熱を帯びている。

 とはいえ、鈴木はカブスと入団合意した際、契約にトレード拒否の条項が盛り込まれたとされている。ところが、カブスを専門的に扱う米メディア「CUBBIES CRIB」は「彼を他球団に移籍させる場合、ホイヤーGMやカブスのフロント陣は鈴木本人の承諾を得なければならない。だが、これが必ずしも大きな障害になるとは限らない」と警戒感を強めている。

 その例として挙げられたのが、昨オフにメッツと5年契約を残していたニモがトレード拒否権を放棄してレンジャーズに電撃移籍したこと。同メディアは「メッツが経験した通りだ」と球界に絶対が存在しないことを強調した上で「2024年のウインターミーティングで鈴木の代理人はトレード先として検討するチームは『ごく限られた数』と示唆した。18か月の間で状況は大きく変わる可能性があり、FAまであと数か月となった今、移籍に対してより前向きになっている可能性はある」と報じている。

 何が起こるか分からない野球界。シーズンが進むにつれて移籍市場も過熱していく。