第3の男に気を付けろ! 北中米W杯1次リーグF組第3戦(25日=日本時間26日、米国・カンザスシティー)、森保ジャパンは決勝トーナメントに向けてスウェーデンと対戦する。元日本代表MF前園真聖氏(52=本紙評論家)は、日本のキーマンにMF鎌田大地(29=クリスタルパレス)とDF冨安健洋(27=アヤックス)を指名。また、スウェーデンが誇る強力ストライカーとともに〝くせ者〟の存在に警戒を呼びかけた。
前園氏はスウェーデンについて「チュニジアと同じで守備を固めてくるので、それをどう崩すのか。そして個人で打開できる選手がいるので、どう対応するのか」と、堅守速攻を武器にするチームと、世界的なストライカーのFWアレクサンデル・イサク(リバプール)とFWビクトル・ギェケレシュ(アーセナル)を警戒した。「相手は基本的にカウンター狙いだと思うのですが、FWに強力なストライカーがいるので、そこは十分に気を付けないといけない」と分析した。
その上で前園氏は「スウェーデンには3人目の要注意選手がいる」とFWアンソニー・エランガ(ニューカッスル)の名前を挙げた。「イングランドのトップクラブでプレーする選手でオランダ戦でもゴールを決めました。非常にスピードがあり、途中出場したオランダ戦でも一気に試合の流れを変えた非常に怖い選手です。カウンターの切れ味もあり、抜け出してDFの背後を狙ってきます。ジョーカーで出てくるはずなので、日本にとっては嫌な相手と言えます。警戒しなければならない」と指摘した。
一方、森保ジャパンについては「チュニジア戦は完璧でした。ボールを保持する時間が長い中で足元がうまい冨安と板倉(滉=アヤックス)が最終ラインからパスを出し、鎌田をシャドーに入れて代わりに田中(碧=リーズ)を起用し、ブロックの外から出し入れができました。初戦(オランダ戦)から4人もスタメンを変更する大胆な采配でしたが、ハマっていました」と振り返る。
スウェーデン戦に臨む日本のキーマンには、鎌田と冨安を指名する。「鎌田本人は守備的MFの方が『合っている』と言っていましたけど、シャドーの位置で起点となり、ラストパスも出せるし、得点もできる。間違いなく彼の出来が日本のパフォーマンスを左右する」という。「それに彼は持ってますから。実力に加えて2試合連続得点と運も味方にした勢いもある」と説明した。
冨安については「途中出場だったオランダ戦も含めて好プレーを見せています。彼が入るとDFラインが落ち着く感じがあります。存在感のある選手」とし、強力ストライカーのイサクとギェケレシュに対しても「冨安なら個で勝てる。そこがストロングポイントですし、1対1ならば止められる力がある。それに前線にボールを供給できる。パスの能力も高いので」と解説した。
日本は1勝1分けで勝ち点4を得ている。決勝トーナメント進出はほぼ確実とみられるが、今後の戦いを見据えて大幅にメンバー交代する可能性もある中、難敵スウェーデンにどんな戦いを見せるだろうか。













