楽天・黒川史陽(25)が22日の西武戦(東京ドーム)に「9番・二塁」で先発。7―7出迎えた延長12回二死からサヨナラ打を放ち、吉井理人新監督に就任後初勝利を贈った。

 まさに〝劇的〟だった。試合開始から4時間30分が経過していた延長12回二死二塁の第6打席。黒川が相手9番手・上田の変化球を起用にとらえ、打球は左翼の頭上を越えた。その瞬間、黒川はベンチから駆け出したナインに囲まれ、ウオーターシャワーで盛大に祝福。ピンク色に染まるスタンドからは割れんばかりの大歓声が響き渡った。

 試合後「連敗してたので絶対に勝ちたかった」とした上で「前の打席では焦りがあって結果を欲しがってしまったので、最後の打席は自分のバッティングをしようと思った。代打出されてもおかしくない状況だったと思うので、打席に立たせてもらったことに感謝してます」と謙虚に振り返った。