ドジャースの大谷翔平投手(31)は21日(日本時間22日)に本拠地ロサンゼルスでのオリオールズ戦に「1番・DH」で先発出場し、2打数1安打、1得点だった。7回に代打を送られ退いた。打率2割9分7厘。チームは大敗でカードを負け越した。
米国で「父の日」のこの日、父の日仕様の青いバット、スパイクで打席に立った。初回先頭は初対決の右腕ヤングから四球を選んだ。一死後、フリーマンの右前打で二塁へ進むと、二死後にマンシーの左前適時打でホームを踏んだ。2回二死一塁は2ストライクからの4球目、内角高めの95・6マイル(約153・9キロ)のフォーシームをゴロで中前に運んだ。痛烈な打球ではなかったが、飛びついた二塁手のグラブをかすめた。
5回先頭は黒バットで打席に。1ストライクからの2球目、外角の84・1マイル(約135・4キロ)のスプリットをひっかけて一ゴロに倒れた。
7回二死無走者で代打エドマンが送られると騒然となった。
大谷は19日(同20日)のオリオールズ戦を欠場。球団は「父親としての役割のためにチームを離れた」と発表。サヨナラ勝ちした2時間後に自身のインスタグラムで真美子夫人との連名で第2子誕生を発表。翌20日(同21日)は「1番・DH」で戦列に戻り、9回に16号を放ち、自らのバットで祝った。
その大谷について米スポーツサイト「スポーティングニュース」は21日にオールスター戦(7月14日=同15日・フィラデルフィア)での懸念事項を報じた。15日(同16日)に発表されたオールスター戦のファン投票の第1回中間発表で大谷は全体トップの116万5133票を獲得。「フィリーズのシュワバーを抑えてナ・リーグの指名打者の枠を勝ち取る可能性が高い」としたが、投手では強力なライバルを挙げた。フィリーズのサンチェスとブルワーズのミジオロウスキーがナの先発を務めることがほぼ確実だ。
大谷は投手で12試合に先発して7勝2敗、防御率1・47。規定投球回にわずかに足りないが、選手間投票、MLB推薦などで選出されるのはほぼ確実。2021年以来の投打二刀流出場に期待がかかる。
しかし、全米紙「USAトゥデー」のボブ・ナイチンゲール記者は「ドジャースは大谷がオールスター戦で先発投手にならない場合、指名打者として先発出場しながら、救援登板するのは難しいと考えている」と報じた。DHで出場した選手が救援登板するとDHが解除されるからだ。つまり、大谷降板後は交代した投手が打順に入ることになる。ナの指揮を執るのはロバーツ監督だが、二刀流で先発起用したら、大ブーイング必至だ。
同サイトは「今季は二刀流で圧倒的な活躍を見せているにもかかわらず、投手としてではなく打者として出場することになりそうだ」とまとめた。












