ヘンリー王子とメーガン妃が一家で7月に英国に帰国するという衝撃的な報道を受け、夫妻は新たな屈辱の波に直面する可能性があると王室専門家が主張した。英紙エクスプレスが19日、報じた。

 報道によると、ヘンリー王子とメーガン妃は、来年のインヴィクタス・ゲームズ開催まであと1年となる祝賀行事に出席するため、米カリフォルニア州モンテシトから2人の子供たちを連れて帰国する予定だという。これは、ヘンリー王子一家が英国滞在中は、チャールズ国王が警護の一部の責任を担うという報道があった後のことだった。

 しかし、米国を拠点とするコラムニストで王室・外交政策評論家のリー・コーエン氏は、ヘンリー王子夫妻が心配すべきなのは警備問題だけではなく、世間の認識でもあると主張しており「メーガン・マークルが実際に英国に復帰すれば、英国国民からの支持は地に落ちるだろう」と語った。

 コーエン氏は「彼女は夫の故郷、とりわけ晩年のエリザベス女王と(夫の)フィリップ殿下に対する振る舞いにより、自らの人間関係を断ち切ってしまった。英国を始め、世界中で故女王陛下とその夫を敬愛していた多くの人々は、決して忘れることも許すこともないでしょう」と厳しく指摘した。

 同氏は夫妻が「バーミンガムでのカウントダウンを王室のイベントに結びつけた」ことを批判しつつ、それが退役軍人への注目をそらすものだと主張した。さらには「もしメーガン妃が子供たちを連れて英国の地に再び足を踏み入れたとしても、彼女が望みうる最高の歓迎は、礼儀正しく辛抱強く待つことだろう。もはや(王室と)関係を修復する道は閉ざされ、爆破されてしまったのだから」と冷静かつ厳しい見解を示した。

 ヘンリー王子は以前から子供たちを英国に呼びたいという希望を表明していたが、英国での自身の安全をめぐる法廷闘争の最中だったため、危険すぎると主張していた。

 しかし、王子は今回の訪問に十分な警備体制が整えられるとの確約を得ていると伝わっている。チャールズ国王が滞在中にアーチー王子やリリベット王女ら末孫たちと面会するかどうかは、まだ分かっていない。

「英国は退役軍人への真摯な奉仕を必ず支援するだろう。しかし、かつてそれを拒絶し、軽蔑し、そして今またそれを必要としている夫妻に、舞台や安全、そして許しを与える義務はない。国民は、その時が来れば、自ら判断を下すだろう」とコーエン氏は厳しく結論づけた。