メキシコ市の教会でミサが行われている最中、宗教像が口を動かしたように見える動画がSNSで拡散。「奇跡か、それとも目の錯覚か」とネット上で議論を呼んでいる。メキシコ紙エル・エラルド・デ・メヒコが11日、報じた。
SNS上で出回っている情報によると、この奇妙な出来事が起きたのは、メキシコ市歴史地区にある有名な「アスンシオン・サグラリオ・メトロポリターノ教会」。動画には「アニマ・ソラ」と呼ばれる宗教像が映っている。
アニマ・ソラはスペイン語で「孤独な魂」を意味し、煉獄で救済を待つ魂を象徴する存在として、メキシコをはじめラテンアメリカの民間信仰で知られている。炎に囲まれ、鎖につながれた女性の姿などで描かれることが多く、苦しみからの解放や救済を願う祈りの対象にもなってきた。
動画では、女性が賛歌を唱えているまさにその時、ガラスケースに収められたアニマ・ソラの像が、歌に合わせるかのように口を動かしているように見える。
動画は公開されるとXなどのSNSで瞬く間に拡散した。その真偽をめぐってネットユーザーの間で激しい議論が巻き起こっている。
「本物の奇跡だ」「超自然的な現象が起きたのではないか」と考える人がいる一方、「単なる目の錯覚ではないか」と冷静に指摘する声も上がっている。
錯覚説を唱える人たちは、像を収めているガラスケースへの光の反射などによって、口が動いているように見えた可能性を指摘している。
奇妙な現象の真相は、今のところ明らかになっていない。












