カブスの鈴木誠也外野手(31)は11日(日本時間12日)、敵地ロッキーズ戦に「5番・右翼」で出場し、4回に逆転の10号満塁本塁打を放った。5試合ぶりの一発で5年連続の2桁本塁打に到達。9―3での勝利に貢献した。

 1点を追う4回一死満塁で鈴木は2球目の144キロスライダーにバットを一閃。打球は左翼席に吸い込まれた。この一発で火がついたカブス打線は7回にブレグマンの6号2ラン、8回にケリーの3号ソロが飛び出し、4月25日以来となる1戦3発をマークした。

 4月には好調だったカブスだが、チーム全体の打撃が落ち込みこの日の勝利でようやく貯金1。ナ・リーグ中地区3位タイと苦戦している。

 メジャー公式サイトは鈴木の「自信につながると思う。これをきっかけに、もっと大きな成果につながり、物事が軌道に乗ることを願っている」とのコメントを伝えた。試合前に「攻撃面で我々に欠けているのはチーム全体の長打力」と話していたカウンセル監督も「誠也には強いスイングが必要だと思う。だから、これはいい兆候だ」とうなずいた。

 鈴木は「大きな収穫だった」と振り返りつつ「それ以上に、チャンスをものにできなかったことへの悔しさがあった。ようやくヒットを打てたけど、それまでは投手陣を助けられなかったことに少し悔しさを感じていた」と自身の責任を口にした。