北中米W杯開幕戦となるメキシコ―南アフリカ戦(11日=日本時間12日)を翌日に控えた10日(同11日)、国際サッカー連盟(FIFA)ジャンニ・インファンティノ会長(56)はメキシコ市で記者会見し、批判されているW杯チケットなどの問題について見解を語った。

 いよいよ開幕を迎えることに同会長は「人類史上最大のイベントになるだろう。有力候補が多すぎるのでどこが優勝候補で勝つのかを知るのは難しい」とし「(ドナルド)トランプ大統領とは素晴らしい関係を築いている。彼の尽力がなければW杯を開催することは不可能だったでしょう。彼はW杯の重大さを理解している」と語った。

 また今大会から需要に応じてチケット価格が変わるシステムが導入されている中、決勝は100万円を超えるなど高騰し、ファンからは不満も出ている。インファンティノ会長は「開始価格は60ドル(約9600円)。市場はそういうものだ。もっと低い価格で売ったら2次市場では、はるかに高い価格で取引されただろう。そのお金は闇市場で活動する者たちに入り、サッカーには回らない」とし「(チケット代として)入ってくるお金はすべてサッカー発展のために使われる」と強調した。

 一方、米国などと軍事的な緊張が続くイラン問題については「米国に呼べたことがすでに成功と言える。誰がそれを成し遂げられただろうか。さまざまな状況に対処しなければならないし、最善を尽くしている」と自らの実績を強調。

 米国が指定する複数国のファンにビザが出ないことには「彼らを審査し、身元を確認するのは容易ではない。セキュリティーは何よりも優先させるべきだ」と理解を示した。