11日に開幕する北中米W杯に臨む日本代表は10日(日本時間11日)、ベースキャンプ地・テネシー州ナッシュビルで本格スタート。練習前のミーティングの中で〝メンター〟MF南野拓実(31=モナコ)がスピーチを行った。

 南野は昨年12月に左膝前十字靱帯断裂の大ケガでW杯に間に合わなかったが、森保ジャパンがナッシュビル入りした8日に、選手とは別の役割で合流していた。

 スピーチについて、MF伊東純也(ゲンク)は「最初はちょっと笑いを誘いながら、あとはシリアス」と振り返る。チャレンジャー精神の重要性などを強調したという中、GK鈴木彩艶(パルマ)は「拓実君らしくみんながパワーをもらえるような、笑顔になるようなコメントだった。最後、引き締めるコメントだったし、戦術的なこともあった。チームが引き締まる感覚があった。改めて素晴らしい選手が入ってくれた」と語った。

 振り返れば、南野は昨年10月のブラジル戦ではキャプテンマークを巻き、0―2で折り返したときに「まだこのゲームは死んでない。1点取ったら変わる」とゲキを飛ばし、自らが反撃ののろしを上げるゴールを決めるなどなど大逆転勝利をもたらした。W杯でも〝言葉の力〟でチームの勝利に貢献してくれそうだ。