アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(39=マイアミ)が受賞したアストゥリアス皇太子賞のはく奪を求める声が高まっていると、スペイン紙「LARAZON」が報じた。
同賞はスペイン王室に関連するアストゥリアス皇太子財団が国際的な文化・人文分野において顕著な貢献をした個人や機関を表彰するもので、今年6月にスポーツ部門でメッシが選出。10月に授与式が行われる予定だが、同紙は「数千人のファンがW杯決勝でのメッシの振る舞いを理由に、アストゥリアス皇太子賞のはく奪を求めている」という。
北中米W杯決勝はスペインがアルゼンチンに勝利し、2度目の戴冠となった一方、試合後に乱闘が起きるなど、いまだ騒動の余波は収まっていない。メッシも試合中、スペイン代表DFマルク・ククレジャ(レアル・マドリード)にレッドカードを出すように要求したことや同MFミケル・メリノ(アーセナル)の頭に強烈なシュートを当てながらも気遣うそぶりを見せなかったことに批判的な意見が出ている。
同紙は「アルゼンチン代表キャプテンが、この賞に求められる敬意とフェアプレーの価値観を体現しているかどうかを問う約30件の嘆願書が寄せられている。最も広く支持されている取り組みの一つは、すでに1500以上の署名(オンライン)を集めている」とし「歴史的な栄誉となるはずだったものが、物議を醸す事態に発展した」と伝えた。
同紙によると、財団は受賞者に対する各種反対キャンペーンによる受賞者の見直しなどは行っていないという。「しかし、世論の圧力は高まり続けている」と指摘していた。












