10番を背負う覚悟だ! 日本代表は10日(日本時間11日)、オランダとの1次リーグF組初戦(14日=同15日)へ向けて、ベースキャンプ地・テネシー州ナッシュビルでの練習を本格的にスタートさせた。
大事な初戦を控え、チーム内のさらなる引き締めが図られているという。MF堂安律(27=Eフランクフルト)は、〝仲良し軍団〟からの脱却を主張し、森保ジャパンに戦う集団の雰囲気をもたらすつもりだ。
8日にナッシュビル入りした日本代表は9日のオフを挟んでこの日に練習を再開。その9日には、選手間でチーム内の引き締めに関する話し合いが行われたという。
決して緩んでいたわけではないが、堂安は練習後の取材対応で「もう一歩ギアを上げてピリッとさせながら、やっていかないといけないということを選手間で話し合った。いい悪いではなく、(事前合宿の)メキシコの間は個人のコンディション調整がメインとしてあった」と説明した。
事前合宿では、個々の状態にバラつきがあったため、本気モードの空気感を作りづらかったようだが、W杯初戦が近づくにつれて堂安らには〝このままではいけない〟という危機感があった。
だからこそ、背番号10は選手間の関係性にも緊張感を求めた。「チームとしてやっていくには、許してはいけないところを妥協してはいけない。森保ジャパンは、長くやっているので、選手の距離感が近いし、言えない関係になっちゃうところもあるので、そこをもう一回、要求し合うことが大事という話はしている」
森保一監督がチームを率いて8年になるため、堂安、MF久保建英(レアル・ソシエダード)らコアメンバーの関係性は良好だが、一歩間違えると〝なあなあ〟の関係になるおそれがある。本番を前にそのような雰囲気を払拭する考えだ。
過去の〝栄光〟も捨てる。
「イングランド、ブラジルに勝ったのと、前回ドイツ、スペインに勝ったのは忘れないといけない。過去のことなので。(今回の)本大会で勝たないと何も言えない。全員それを忘れて、僕も前回、点を取ったとか、活躍したとか、一切忘れてやっていきたい」
W杯5大会連続メンバー入りのDF長友佑都(FC東京)も「練習から多少ケンカになってもいいくらい、ぶち当たり合える関係だったり、そういう必死さが、このチームには大事になってくる」と力説する。個々の責任を果たした先にあるのが、本当のチーム一丸。互いに厳しさを持ちながら頂点を目指す――。












