6月開幕のサッカー北中米W杯で、チケット価格の暴騰が加速している。
北中米W杯は物価の高騰もあり、国際サッカー連盟(FIFA)はダイナミック・プライシング(価格変動制)を導入。チケット価格を高値(最低60ドル~)に設定しているが、転売が認められている開催国の米国では史上空前の価格高騰が波紋を呼んでいる。
特に7月19日(日本時間同20日)に開催される決勝戦は、一部の転売サイトで異常な価格で販売されており、最近も1枚230万ドル(約3億6000万円)という値が物議を醸している。
そしてさらに、とんでもない額で販売されるチケットが登場。英紙「サン」アイルランド版は「サッカーファンは、スタジアムで最も見づらい席も含め、ワールドカップのチケットに法外な値段を支払わなければならないという問題に直面している。世界中のサポーターは、アメリカ、カナダ、メキシコのスタジアムで試合を観戦するために、莫大な費用を負担しなければならない状況に直面している」と指摘した上で、「スカイスポーツで報じられたように、チケット1枚が850万ポンド(約18億900万円)で販売されている」と驚がくの価格設定を報じた。
「問題のチケットは、収容人数8万2500人のスタジアムの307ブロック、22列目、12番の席だ。その眺めに800万ポンドを費やす価値があると考える人はほとんどいないだろう」と席と価格がまったく見合っていないとズバリ指摘した。
加速するW杯チケット暴騰問題は波紋を広げており「ソーシャルメディア上のファンたちは、その価格設定に驚がくしている」として同紙はファンの意見を紹介。「これは冗談の域を超えている。金儲け主義で、全くもって恥ずべきことだ」「美しいサッカーはもうなくなってしまった」「サッカーはもはや大衆のためのものではない」との声を伝えた。
今後は多くのチケットが転売されることが予想され、暴騰はまだまだ加速していきそうだ。












