欧州チャンピオンズリーグ(CL)準決勝第2戦(6日=日本時間7日)、バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)はホームで昨季王者パリ・サンジェルマン(PSG、フランス)に1―1とドローも、2戦合計5―6で決勝進出を逃した。日本代表DF伊藤洋輝の出番がないまま敗退が決まったBミュンヘンは〝疑惑の判定〟に困惑した。

 1点リードを許して迎えた前半23分にPSGがゴール前でMFビティーニャがクリアしたボールが同僚MFジョアン・ネベスの手に当たった。Bミュンヘンの選手たちは「ハンド」をアピールするも、主審はファウルを取らなかった。ルール上は味方からのボールのため、意図的ではない限りPKとはならない。

 バンサン・コンパニ監督は他にもあった疑惑の判定も含めて「少し常識的に考えてもバカげている」と不満を明かす。またドイツ紙「ビルト」によると、元ドイツ代表MFミハイル・バラック氏も「あれは試合の流れを変えるような場面だった。彼(主審)を非難する気はないが、あの状況であの判定を下すに正当な理由にならない」と疑問視したという。

 この〝騒動〟に英メディア「BBC」のデール・ジョンソン記者は「意図的なハンドであれば、この判断は覆される可能性もあるが、今回の状況においてはPKが与えられるとは考えにくい」と指摘していた。