明治安田J1百年構想リーグ第15節(6日)、浦和がアウェー柏戦に1―0で勝利。今季で全試合先発フル出場のDF根本健太(23)が苦境脱出を果たせた要因を明かした。

 7連敗と苦戦を強いられていた中、先月29日の川崎戦から田中達也暫定監督(43)が指揮を執り、見事に無失点で3連勝と結果を残している。

 チームはなぜ苦境を乗り越えられたのか。根本は「達也さんが入ってから攻撃面や試合の動きなどのやり方は多少変わったことはある」としながらも、戦術以前に、暫定監督就任時のミーティングで「達也さんの思いも聞いて、自分たちはもっとやらないといけないというスイッチになった」と指揮官の思いが選手の勝利の意欲をさらに高めた。

 指揮官の熱い言葉は他にも「『自分のストロングを思いっきり出せ』とも言われるし、勝つ気持ちもすごく言われる。その部分も一人も欠かさずしっかり出している。強みもおのおのある中で、その前に90分通してのデュエルとか、細かいところでの勝負がサッカーは大事。そういうところでも、これまで以上に気持ちがすごく(チーム全体で)出ているとやっていて感じている」と選手の前向きな精神面がプレーにも顕著に表れた。

 苦しい局面を乗り越えたことで、根本は「メンタルの持ち方はすごくチームとしても良い方向に行っていると感じている。3連勝したが、最後は全部勝って(リーグを)終われるようにまた1日ずつ練習を重ねて、準備していけたら」。3連勝でつかんだ自信を胸に、有終の美を飾ってみせる。