J1FC東京の日本代表MF佐藤龍之介(19)がさらなる成長への思いを明かした。

 FC東京の下部組織出身の佐藤は16歳でプロ契約を締結。昨季は出場機会を求め、岡山に移籍して〝武者修行〟すると、28試合出場6得点の活躍でチームのJ1残留に貢献。昨年6月には日本代表デビューを飾った。今季からは再びFC東京に復帰して大活躍を見せている。かねて佐藤は6月開幕の北中米W杯のメンバー入りも視野に入れ、明治安田J1百年構想リーグで「圧倒的な数字とプレーを」と強い意欲を示している。

 しかし、招集された日本代表の英国遠征(3月)では、体調不良により出遅れ。遅れを取り戻すべく、トレーニングに復帰後はチーム練習の後には名波浩コーチからマンツーマン指導を受け「シュートの技術で、ボレーの仕方とか、そういった細かい技術を教えてもらった」。同遠征では出番なしに終わったが、かつて〝天才レフティー〟と呼ばれ、日本の10番を背負ったレジェンドとの特訓では多くの学びを得たという。

 佐藤は今季FC東京で左サイドハーフや2トップなど、複数のポジションをこなしている。自身の特長については「本当に何でもできる選手だし、攻撃で90分を通してゴールに関わり続けられるところが強み」と攻撃力に自負を持つ。

 無限の可能性を秘めた19歳は「僕はもっと(W杯の)その先も見ながらやっている。それがW杯にもつながっていくと思う。この東京で示せるプレーで、いかに自分が勢いを持って(メンバーに)選びたくなるようなプレーをすることが必要」ときっぱり。レジェンドの教えを胸に、東京でさらに磨きをかける。