明治安田J1百年構想リーグ第14節(3日)、鹿島がホーム町田戦で1―1からのPK戦を4―2で制し、勝ち点2を獲得。2日に暫定首位に立ったFC東京から首位を奪回した。

 前節アウェー東京V戦で90分間で初黒星を喫した鹿島に対し、町田はFW相馬勇紀を除きアジアチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)決勝戦(4月25日)のスタメンを並べてきた。前半は町田の得意とするセットプレーで苦しい場面が続くも、GK早川友基が素早い反応でゴールマウスを死守。0―0で折り返した。

 後半5分には鹿島が先制。右サイドからMF柴崎岳がヘディングでパスを送り、FWレオセアラが頭で押し込んだ。しかし、同8分には失点を許し、1―1の同点で終えPK戦に突入。鹿島はキッカー全員が成功させて勝利を挙げた。

 鬼木達監督は試合後に「少し前半のところで(背後の)狙いを持ちすぎていた分、もう少し主導権を取れれば良かった。それでも(失点を)0で抑えてセットプレーで先制できた。ただ、得点した後の失点が少しもったいなかった」と振り返った。

 この日の町田は決勝で敗れたACLEを終えたばかり。過密日程をこなしてきたライバルには「ACLEを戦って、連戦で我々と戦っても崩れることなく戦う姿は、本当にすごいなと思う。簡単なことではないので、我慢強く戦いながら、自分たちの強みを出す。向こうでもそういう戦い方をしていたと思う。そういうのは大事になるし、勉強になるようなゲームだった」とたたえた。

 鹿島は来季のACLE本戦の出場が決定。過密日程をこなす町田の戦いに感銘を受けたようだ。