明治安田J1百年構想リーグ第14節(2日)、浦和が千葉戦(埼玉)に2―0で快勝し、2連勝を収めた。

 浦和は4月28日にマチェイ・スコルジャ監督と契約解除し、アシスタントコーチだった田中達也氏が暫定的な指揮官に。〝浦和のワンダーボーイ〟として人気者だった新指揮官は、同29日の川崎戦で初陣を飾ると、この日も采配が冴えわたる。

 オフサイドで得点にはならなかったものの、前半9分にMFマテウスサビオがネットを揺らすなど、序盤から優位に攻撃を展開。同41分には右サイドからのクロスにDF根本健太が頭で合わせ、ついに先制点を挙げた。その後は苦しい状況もあったが無失点で抑えると、後半19分にはFW小森飛絢が強烈なミドルシュートを決めて追加点をもたらした。

 MF植木楓とMF安部裕葵の初スタメン抜擢や、2点を奪った直後に攻撃要員を一気に3枚替えするなど大胆な采配も披露。試合後、田中監督は起用基準について「プレー面ではストロング。これは普通のことだが、プラスして足を止めないことを最初のミーティングで伝えた。ボールが奪われた時や、しっかりチームのために走れる基本のところ」とイレブンに求める要素を語った。

 さらに「試合は非日常。日常が全て非日常に表れると思っているので、そこでしっかりアピールした選手を入れたい」と試合外の様子を重視。独自の観察眼でメンバーを選び、見事に2連勝を飾ってみせた。