明治安田J1百年構想リーグ第13節(29日)、浦和がホーム・埼玉スタジアムで川崎に2―0で勝利し、連敗を7でストップさせた。

 浦和は28日にマチェイ・スコルジャ監督との契約解除を発表し、同リーグ残り試合はアシスタントコーチを務めていた田中達也氏が暫定的に指揮する。この日が〝初陣〟となった田中監督は、スコルジャ体制ではベンチ要員だったMF中島翔哉をスタメンに起用した。そんな一戦は、後半9分にMFマテウスサビオが先制点を挙げると、同26分にFW小森飛絢が追加点を決め、守備面も機能し、川崎に得点を与えなかった。

 田中監督は「ほっとしている。この状況で勝てて選手に感謝している。攻撃は自分たちでボールを持って、サイドを有効に使うことはうまくできた。こんなに多くのサポーターの皆さんの前で戦えるのは、選手には『すごく光栄なことだ』と伝えて、実際に勝点3を取れて、ともに分かち合えたことは素晴らしいなと思う」とコメント。今後に向けては「勝てるチームを目指していく」と意気込んだ。

 SNS上には厳しい状況で指揮を執り、結果を残した田中監督への賛辞が続々上がった。「こんなに早く変化するもんかなと驚いた」「まずは最高の試合と言ってもいいかも。選手交代も完璧。次節も楽しみ」「選手起用や交代のタイミングはスコルジャさんではあり得なかったので、間違いなく田中達也暫定監督の成果だと思いますよ」といった声から、「もう田中監督でいいよ」と新シーズンの指揮の期待も上がった。

 まずは白星スタート。次節(5月2日)はホームに千葉を迎え撃つ。連勝でさらなる勢いをつけられるか。