スペイン1部レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(24)が22日(日本時間23日)、本拠地でのヘタフェ戦で負傷から復帰後、初スタメンでフル出場を果たした。

 16試合ぶりの先発となった久保は右サイドで起用されると、中央へのクロスやDFラインの裏を狙ったパスなど、何度もチャンスを演出。しかし、前半29分にオウンゴールで先制を許すと堅守を誇るヘタフェから得点を奪うには至らず、フル出場したものの試合は0―1で敗戦となった。それでも活躍が認められて、異例ながらマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)に選出された。

 地元メディア「デスマルケ」は選手採点で久保に5点を付けて「この日本人ウインガーは輝きを失ってしまったようだ。確かに最近ケガから復帰したばかりだが、元レアル・マドリードの選手はスピードと攻撃センスを欠いていた」と辛口評価だった。

 スペイン紙「ムンド・デポルティボ」は「ヘタフェの度重なるファウルにイラ立ちながらもチームは彼にパスを出し続けた。彼に残された唯一の選択肢はDFを突破する能力だったが、それが危険な場面につながることは、ほとんどなかった」と寸評した。

 チームは敗戦で8位に順位を下げたが、今季の欧州大会に勝ち残っているスペイン勢の結果次第でリーグ5位まで欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権が得られる可能性もあるため、残り5試合で上位浮上を狙いたいところだ。