日本サッカー協会(JFA)は16日、都内で理事会を行い、元日本代表MF中村俊輔氏(47)を森保一監督率いるA代表のコーチに選任した。5月の活動から指導にあたり、6月に開幕する北中米W杯も代表チームととも行動する。

 理事会後、取材に応じた山本昌邦技術委員長は「W杯で少しでも勝つ確率を高めるために、彼の経験、能力を生かしたい。5年、10年後の代表チームを託せるような有力な候補の一人」と語った。昨季限りで横浜FCのコーチを退任した後、森保監督の入閣希望も踏まえ、交渉に入り、先月の英国遠征2試合後に合意に至った。

 J1横浜Mやセルティック(スコットランド)などで活躍した中村氏は、FK名手として知られ、横浜FCに在籍していた2022年シーズン限りで引退。その後、23~25年まで横浜FCでコーチを務めていた中、昨年2月には、Jリーグや日本代表の指揮に必要なプロライセンスを取得した。

引退試合でフリーキックを蹴る中村俊輔氏
引退試合でフリーキックを蹴る中村俊輔氏