サッカー元日本代表GKで、現在は磐田でコーチを務めている川口能活氏(48)が、〝魔法の左足〟のすごみを語った。

 元同代表MF中村俊輔氏(45)の引退試合が17日、神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場で行われ、川口氏は前半45分間をプレーした。試合終了後、「僕も俊輔のテクニック、あの左足に魅了された一人。素晴らしい選手がピッチを去るのが寂しいし、本当にお疲れさまと言いたい」とねぎらった。

 横浜Mと日本代表でともにプレーした。この日は、試合後に全選手の寄せ書きメッセージボードを手渡すなど、2人の関係性は深い。川口氏は「マリノス時代、僕も俊(輔)も若くて一緒にいた。代表でも一緒にプレーをして、アジアカップでも一緒に戦ってタイトルを取った。俊と、ともにプレーをした全ての時間が最高の思い出です」。

 この日は、直接FKを2本決められた。GKとして、中村氏のFKについて「自分のイメージしているところに、正確に、確実に来る。ボールにピンポイントで合わせる技術もそうだし、ゴールを狙うキックに狂いがない。トレーニングのたまものだと思いますし、天才が努力するとこうなるのかな。俊と同年代でプレーができて、素晴らしかった」と大きな敬意を示した。