ドジャースの大谷翔平投手(31)が9日(日本時間10日)、米誌「TIME(タイム)」が今年初めて発表した「TIME100 Sports(タイム100スポーツ)」に選出された。同誌はスポーツ界で最も影響力のある100人を選出しており、大谷については「端的に言えば、地球上を歩く野球選手の中で最も壮観な存在」と評し、現代スポーツ界を代表する存在と位置付けた。
同誌は1923年創刊の米国を代表する老舗ニュース誌で、毎年発表する「TIME100(世界で最も影響力のある100人)」は世界的な注目を集める。「メディアの細分化が進む現代でも、スポーツは世界中の人々がリアルタイムで熱狂を共有できる数少ない存在」であり、アスリートたちの社会的・文化的影響力が拡大していることから、スポーツ界版の「影響力のある100人」を創設したという。
今回の表紙には、バスケットボール界を長年けん引してきたレブロン・ジェームズが起用された。一方で大谷の名前も2番目に、表紙を飾る7人の一人として刻まれた。
大谷を「地球上で最も壮観な野球選手」と紹介した同誌は、「昨季ポストシーズンを見るだけでも十分」と指摘。昨年のポストシーズンでナ・リーグ優勝決定シリーズ第4戦でブルワーズ相手に6回無失点、10奪三振、3本塁打を放ったことや、ブルージェイズとのワールドシリーズでも3本塁打を放ち、そのうち2本が第3戦でのもので延長18回にも及ぶ激闘の中で計9度出塁する新記録を樹立したことなどを紹介した。
また、2023年オフに、球団が大谷を中心に戦力を整えられるよう大部分を後払いとする異例の総額7億ドル(約1015億円=合意当時)の契約を結んだことや、実際に加入後2年ともドジャースがワールドシリーズ制覇を果たしていること、日本をはじめ世界でのMLB人気拡大に貢献していることにも触れた。
その上で「4度のMVPに輝いた大谷のような二刀流を目指す若い選手は今後現れるかもしれない。しかし、彼に並ぶ者が現れる可能性は低いだろう」と断言。唯一無二の存在であることを改めて印象付けた。MLBからはヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手も選ばれ、「過去2年間、ア・リーグMVPを受賞」「足りないのはワールドシリーズタイトルだけ」と紹介された。












