ヤンキースのジャズ・チザム・ジュニア内野手(28)が欠場中のスタントンのズボンを借りて打撃好調だが、今度はジャッジのバットでホームランを放った。

 7日(日本時間8日)の本拠地レッドソックス戦の8回、二死一、二塁からラローサの初球シンカーを左中間に8号3ラン。6―1とチーム快勝に貢献した。この日は3三振し、第4打席で何か工夫をしたかった。肋骨の疲労骨折で離脱中のジャッジのバットを見つけて拝借。自分のより重いものだったが、これが当たりだった。

 チザムは「ボールを打ったつもりが空振りばかりだったので、バットを変えたらどうなるか試してみたんです。彼のバットを振ることで去年みたいに腹斜筋を痛めないよう、全力で振ってはいけないと分かっていました。芯をコントロールして力任せでなく、ボールに軽く触れるように心掛けたんです」と米メディア「SNY」の前で胸を張った。以前にジャッジのバットで腹斜筋を痛めたことがあるが、それをあえて使用し、慎重に振ることで功を奏したという。

 打率2割3分4厘、8本塁打、25打点とまだまだ物足りないものの、先月末からスタントンのズボンを履くと打撃が急カーブで好調。ここ19試合では打率3割6厘、11打点と波に乗っている。〝拝借作戦〟でジャッジ不在の穴を埋められるか。