ホワイトソックス・村上宗隆内野手(26)が28日(日本時間29日)、本拠地シカゴでのツインズ戦に「2番・一塁」で先発出場。2打数1安打1打点でア・リーグ1位タイの41打点に伸ばし、20本塁打と合わせて〝打撃2冠〟に浮上した。
MLBではルーキーながら下馬評をはるかに上回る快進撃に、早くも〝答え合わせ〟が始まっている。村上は空振り率の高さなどが懸念され、契約は2年3400万ドル(約53億円=当時)と大型契約には至らなかった。当然、射止めたのはホワイトソックスだけだが、獲得を見送った他球団は悔やんでも悔やみきれない状況だ。
米スポーツサイト「ブリーチャーリポート」は「もしパイレーツがオズナと1年1200万ドルの契約を結ぶ代わりに、村上とホワイトソックスが結んだ2年3400万ドルを結んでいたら、チームはどのような姿になっていたか想像してほしい」「それがライアン・オハーンとの契約を見送ることを意味しても、ポール・スキーンズ、オニール・クルーズ、コナー・グリフィン、ブラクストン・アシュクラフトら若手中心の戦力の一員になれば、パイレーツに対する評価ははるかに高まっただろう」と嘆き節だ。
球団は2020年に本塁打と打点の2冠、オールスター戦にも3度選出(16、17、24年)されたDH専任のマルセル・オズナ(35)を、村上の年平均と大差がない金額で獲得した。しかし、実績十分だった大砲は46試合で打率1割8分6厘、5本塁打、21打点と期待とは程遠い成績。さらに村上の4分の1の本塁打数で村上とほぼ同じ56三振を喫する〝巨大扇風機〟と化し、米メディア「スポーティングニュース」も「指名打者のマルセル・オズナに1年契約で1200万ドルを支払ったことは、すでに失敗だったと思われる」「三振率は29・2%という悲惨な成績を記録している」と失望をにじませた。
しかも「当然のことながらトレード期限までにオズナを放出することは難しいだろう。彼の不振は優勝争いを繰り広げるチームにとって魅力が欠ける」とバッサリ。補強が当たるかどうかは読めない面もあるが、逃した魚は大きかった。












