6月11日開幕の北中米W杯に臨むオランダ代表のメンバー発表が大きな波紋を広げている。MFジェレミー・フリンポン(25=リバプール)が落選し、MFクリセンシオ・サマーフィル(24=ウェストハム)を初招集。さらにMFマルテン・デローン(35=アタランタ)が約2年2か月ぶりの招集とビッグサプライズとなった。

キース・スミット(ロイター)
キース・スミット(ロイター)

 オランダメディア「VP」によると、ロナルド・クーマン監督のメンバー選考について元オランダ代表FWルネ・ファンデルギープ氏は「驚いたのはスミットを連れていくと思ったのに招集しなかったことだ」と、若手MFキース・スミット(20=AZアルクマール)の選外を疑問視。その上で「彼はスミットを有名にしたのに。スミットは欧州年間最優秀選手の中でトップ10に入る」と不選出を嘆いたという。

 元選手で評論家のヨハン・デルクセン氏は「彼(クーマン)はまったくリスクを冒していない。主に頼りになる(ベテラン)選手ばかりを選んでいる。それが不合理とは思わないが、平凡なチームだ」と指摘。さらにFWワウト・ベルグホスト(33=アヤックス)を招集したことに「あんな選手がオレンジ色のユニホームを着るなんて恥ずかしい」と力を込めた。

 また、オランダ紙「テレグラフ」記者でコラムニストのバレンティン・ドリーセン氏はW杯メンバーについて「誰を招集したとしても、世界チャンピオンにはなれないだろう」と辛らつだった。