イングランド代表を率いるトーマス・トゥヘル監督の選手選考が改めて疑問視された。

 イングランド代表は準決勝アルゼンチン戦に逆転負けを喫し、60年ぶり2度目の優勝はならなかった。リードを守れなかったトゥヘル監督の守備的さい配が批判されている中、英メディア「BBC」によると、元イングランド代表FWウェイン・ルーニー氏は「彼は代表メンバーの選定でミスを犯したと思う」と敗因を挙げた。

 その上で「W杯で優勝しようというのに、キャンプで『のんきに過ごしている』だけのメンバーでは無理だ。そこに議論が必要だ。選手たちは監督と意見を交わし、時には同意しない姿勢を示す必要がある。時には監督に疑問を投げかけることができる、独自の個性や意見、気質を持った選手が必要だ。一流の監督はそういうことを好むし、そうしてこそ議論が生まれる。だから、彼も後悔しているだろうと思う」と力説した。

 メンバー選考を巡っては、DFトレント・アレクサンダーアーノルド(レアル・マドリード)、MFコール・パーマー(チェルシー)、MFフィル・フォーデン(マンチェスター・シティー)らが外れ、MFジョーダン・ヘンダーソン(ブレントフォード)、FWアイバン・トニー(アルアハリ)らを招集したことで議論を呼んでいた。

名将グアルディオラ
名将グアルディオラ

 どのチームでも敗退すれば、選手選考がヤリ玉に上がるのは仕方ないだろう。ただ、ルーニー氏は同監督の手腕を認めており、続投に関しては「現時点では、ジョゼップ・グアルディオラを招へいしない限り、他に適任者は見当たらない」と賛成の意向を示した。