日本代表DF渡辺剛(フェイエノールト)が26日、北中米W杯(6月11日開幕)と31日のアイスランド戦(MUFG国立)に向けて、千葉市内で行われた合宿(2日目)に参加した。

 渡辺は今季、加入1年目からオランダ1部フェイノールトで主力として活躍し、25ゴールでリーグ得点王のFW上田綺世とともにリーグ2位に貢献。初のW杯にも選出され「本当に夢の舞台だった」と喜びをかみしめた。

 最終節(17日)、アウェー・ズウォレ戦は上田とともに欠場。その経緯はロビン・ファンペルシー監督に「自分から言いにいった」と明かし「(監督に)W杯を中心に考えたいと伝えていたし、そこを監督が理解して、今年は(欧州)チャンピオンズリーグ(の出場権)も取れたのと、ずっと試合を重ねてきたので、今季は終わりでいいよと。その分、W杯を頑張ってくれと後押ししてくれた」と説明した。

日本代表のユニホームを欲しがっているロビン・ファンペルシー監督(ロイター)
日本代表のユニホームを欲しがっているロビン・ファンペルシー監督(ロイター)

 オランダ人指揮官にとって、W杯1次リーグ初戦で日本代表として戦う渡辺はライバルとなる。指揮官について「本当に僕たちのことをリスペクトしてくれている。オランダとの対決は僕たちを応援するとは思えないですけど(笑い)」と良好な師弟関係を明かした。 

 さらに、ファンペルシー監督から日本代表のユニホームを「早く送ってくれ、本当に着たいから」と言われ、催促が何回もあったという。渡辺自ら渡しにいき「本当に応援してくれているなと思う。オランダ代表以外の試合では着るという話をされた」と自身の晴れ舞台には頼もしいサポーターがいるようだ。

 敵国の指揮官の思いも胸に、初の大舞台で躍動してみせる。